創造を超えるユーモアな仲間たち
想造楽工(そうぞうがっこう)とは就労継続支援B型事業所などの福祉施設と提携し、
障害のある人々をイラストレーターに迎え協働するデザインチーム。
絵の制作現場からデザイン完成まで、一貫して取り組み、
障害福祉の垣根を超えた新たな価値創造に向け、
ユーモアあふれるデザインワークを生み出している。
自社プロダクトの制作だけではなく、
福祉作業施設の内外装や販売する商品など、
施設で使用するもの・空間のデザイン制作などの受注制作から、
個人・団体、行政・民間問わず、福祉の枠を超えた創造でデザインを行っている。
パートナーとして寄り添いたい
障害のある人々が働く上での課題は少なくはない。
所得の低さだけでなく、仕事の内容においても、どうしても効率や技能といった面で選択肢が限られていくことが一般的である。
好きなことを伸ばし、対価を得ていく挑戦がしたくても、その機会と受け皿がとても少ない現状。
“絵の表現は効率性とは比較できないものであり、
見る人の心を和ませたり新たな視点を与えてくれる大きな力を持つ”
と「想造楽工」を立ち上げたYORIKOさんは言う。
福祉作業施設に通う、障害を持つ人々をイラストレーター(商業美術家)として迎え、
絵を商業デザインに展開していくこの事業は、
慈善事業ではなく「ビジネス」であり、イラストレーターは「支援対象」ではなく対等なビジネスパートナーである。
一緒にプロジェクトを進めるパートナーとして、
正当な対価を設定し、制作に対し正当な費用が渡る仕組みを設定している。
多様性が求められるこの時代で
あらゆる属性・枠を超え、手を取り合って生きていくために私たちができること。
それぞれの居る場所に、やわらかな自然光を。
代表取締役 / コミュニケーションデザイナー
Y O R I K O
(宮島 依子)
1987.04 埼玉県生まれ
2009.03 専門学校桑沢デザイン研究所 卒業
2014.09 ロンドン芸術大学 セントラルセントマーチンズ 卒業
2015.01 フリーランスのデザイナー・美術作家として開業
2020.04 株式会社ニューモア設立
英国留学後、各地で地域の人々と作り上げるデザイン・アートプロジェクトに従事。土地の文化を多世代が交わる企画に変換し、にぎわい空間づくりに取り組んできました。想造楽工の立ち上げを機に株式会社ニューモア設立。デザインとアートそれぞれの良さを取り入れながら、仲間たちと全力投球中。
店舗情報
住所 | 八王子市千人町2-16-1-B305 |
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