6種類の牛、約100頭を育てるまちなかの牧場

京王高尾線山田駅から徒歩5分、電車で気軽にアクセスできる「磯沼ミルクファーム」。1952年に一頭の牛から始まり、現在は、日本の牧場にいる牛の99%を占めるホルスタインの他に、ジャージー、ブラウンスイス、エアーシャー、モンペリアルド、ミルキングショートホーンの６種類、約100頭を飼育している。
看板商品は、乳脂肪分が高くクリーミーなジャージー牛を厳選した“かあさん牛”の名前を付けたヨーグルト。2022年に新しく併設したカフェ「TOKYO FARM VILLAGE」では、6種類の牛がいるからこそ叶う、複数の牛乳をブレンドして作る「黄金律のソフトクリーム」も好評だ。

代表の磯沼正徳さんは２代目として様々な知見を重ねてきた。オーストラリア研修では、放し飼いの牛が人々の日常に溶け込んだ生活していることに感銘を覚え、アニマルウェルフェア（家畜福祉）の考えから、牛が自由に歩ける飼育＝フリーバーンを牧場に採用した。

繋ぎ飼いではないため、牛たちが自由に歩いて、寝て、食べてのんびり暮らしている。そんな自由きままで幸せそうに過ごす牛や羊たちを横目に、丘陵地に吹き抜ける風を感じながら過ごせる「牧場キャンプ」では、酪農の奥深さや食育を学べる場になっている。こちらもぜひチェックしたい。

店舗情報

営業時間	9：00～17：00
定休日	無休（年末年始休業）
住所	八王子市小比企町1625
電話番号	042-637-6086
主な取り扱い商品	食品、雑貨